990SMRの紹介
990SuperMoto Rは名前の通りスーパーモトというジャンルになります。レースでいうとダートとロードを合わせたコースを走るというもののようですね。
990シリーズはduke、supermoto、adventureの3車種で構成されていて、75度Vツイン1000ccのモデルでRC8とかと同じLC8エンジンです。
その中で990SMと上位モデルのRは2009年から販売され2013年まで販売されたモデルで、2012年からコストカットによりブレーキキャリパー、ホイール、インナーチューブのコーティング無し、マフラーヒートガードのカバーがカーボンでは無くなった等の変更がされました。ちなみに2010年からはSM RとSMTに絞られてSMは無くなったみたいですね。ホイールは下の2つどちらもマルケジーニ生産です。
こちらは2011年までのモデル
これは2012年からのモデル
正直前のモデルのがRモデルらしくて好きです。
スペックについては、半乾燥重量で189kg、116ps/9000rpmといった感じで、シート高は857mmになります。最高速は海外の人が220kmくらいだったかな…試してましたね。
ホンダのVTR1000SPとスペック似てるんですよね。
SMRとSMTの違いは簡単に言うとSMTはツーリング寄り、Rは走り寄りというものですが、SM、SMT、はタンク容量17L、SMRは15LとそのほかSMTはカウルに結構覆われています。燃費は無給油で170km走れまして悪い?んですかね(笑)リザーブは150kmほどでなりますね〜、高速の燃費は格段に上がってました。
特徴としては数少ないVツインモタードということですかね、ライバル車種はハイパーモタードとかアプリリアのドルソデューロになります。あとはKTM車種共通の特徴でもありますがWPサスというオーリンズ並みのサスペンションが前後付いてるんです!ブレンボキャリパーとラジアルマスターも標準装着されているんです!READY TO REACEは伊達ではないですね。WPは○ワイトパワーという社名だったんですが人種差別の意味があるだの言われ今はダブリュピーとなっていますの気をつけてください(笑)
あとKTMとしては690以外のモタードという事、1000ccというキリのいい事ですかね笑
(今は1290とか1190とかデカくなってしまってるので)
僕が惹かれた所でもあるんですが、以前DR-Zを乗っていた時に思ったんですがモタードって最高速の領域て辛いんですよね、カウル無いので風にさらされてる事が多いんですよそれと同時に単気筒なので振動が辛いのと100km以降の伸びが辛くて巡行もキツイんです…(WRはそうでも無いらしいですが)
そして990SMRを見るとそういったものが緩和されてるのとカッコイイ!そしてサスがWP、ブレンボが最初からついてるという点が魅力的でした。あと足つきはWRより良いのかなぁ、ともかくDR-Zとほぼ同じでした。
最後に欠点を挙げるとしたら、KTMのほぼ全車種で聞くと思うんですがウォーターポンプシールが抜けてエンジンオイルと混ざることですね、これも定期的にクーラント変えたりマメなメンテをしていればある程度防げるらしいですが、ヨーロッパの工業製品に対する考えって当たり前ですが日本とは違いますからねー
しかしながらウォーターポンプシール周辺は500円とかだったのでパーツは安いので、外車だから壊れるし部品高い・・・と思ってる人はKTMは比較的安いのでKTM埼玉のパーツ見積もりで見てみてください。まぁ部品によっては高いですが(爆笑)